Cape Town

ケープタウン

アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカ共和国。ケープタウンは、大航海時代に欧州からインドへの航路を発見したヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を発見した都市としてご存じの方も多いのではないでしょうか。白人が初めて入植した地のため、ヨーロッパ文化が色濃く残っているのが特徴のケープタウンは、南アフリカ発祥の地として「マザータウン」とも呼ばれています。

南アフリカでは英語とアフリカーンス語をはじめ、11もの公用語が採用されていますが、ヨーロッパからの移民が多い影響もあり、事実上英語のみが公用語として機能しています。南アフリカはイギリスの植民地であったため、アクセントなどはイギリス英語に非常に近く、近年はヨハネスブルクやケープタウンで語学留学をするという選択肢もあります。

交通手段

ケープタウンではMy CiTiと呼ばれるバスが市民・観光客の足として重要な役割を担っています。格安の料金設定、90%以上のバスが定刻通りの運行をおこなっていること、乗り換えや様々な場所へのアクセスのしやすさなど、非常に便利な交通手段となっています。

My CiTiを利用する際には、まずmyconnectカードを作りましょう。myconnectカードは駅または加盟店で、R35=約235円(R1=6.95円、2020年12月16日現在)で購入することができます。チャージは駅、加盟店、Absaという銀行の ATMにて行ってください。

myconnectカードのチャージ方法は、決められた金額がチャージできるMover Packageと好きな金額をチャージするStandardがあります。Mover Packageでチャージした場合は、ピーク時(06:45-08:00,16:15-17:30)以外の運賃が最高で30%割引されます。一方で、Standardでチャージした場合は、Moverに比べて運賃の割引率は低いものの、R200までの買い物に限りデビットカード対応のお店での支払いにも利用できます。

料金は距離によって異なります。ウェブサイト、または公式アプリで料金とタイムスケジュール、乗り換えを検索することができますので、利用する際は活用しましょう。

Mover Package(上)とStandard(下)の料金
出典:MyCiTi公式サイト(https://www.myciti.org.za/en/myconnect-fares/pay-as-you-go/)

乗車方法は日本と同じように、乗降者のの際にカードをかざすだけです。また、45分以内の乗換の場合は、最終目的地に着いたときのみタッチすることになります。

バスを降りる際は、ボタンを押す必要がありますが、目的の停留所が近づいてもわからない場合があるので、目的地と現在地をこまめに確認することをお勧めします。

医療制度

南アフリカの医療機関は、国公立病院と私立医療機関の2つに大きく分かれます。南アフリカの国公立の病院は無料で受診できますが、医療設備やスタッフが十分でないため、質の良い治療が提供されているとは言えません。一方で、私立医療機関の診療費用は高額ではあるものの、医療設備・スタッフが充実しているため、体調を崩した場合は私立医療機関を受診することをお勧めします。

南アフリカは日本のように健康保険システムはないため、海外旅行者保険や民間保険加盟することで自己負担をおさえることができます。また、3か月以上の留学の場合は、期間すべてをカバーする保険に加入する必要があります。

現地の民間保険会社としては最大であるDiscovery Medical AidやさまざまなプランがあるFedhealth Medical Aidなどが選択肢として考えられます。

ケープタウンには日本語で診察可能な病院はないため、万が一の場合に備え、基本的な英語で症状が説明できるようにしておきましょう。

生活費

ケープタウンの物価は、東京の物価に比べると安いですが、リゾート地ということもあり、東南アジアの国々と比べるとやや高い印象を受けるかもしれません。また、南アフリカは治安が悪い地域もあるため、多少高くても治安のよいエリアに住むことをお勧めします。

ワンルームのアパートに住むことを想定すると、月々R7,500(約5万円)~が相場となってくるでしょう。大学に通う際は寮という選択肢もあります。

食べもの類に関しては、日本に比べるとかなり安いといえます。

牛乳1L…R15.01(104円)

チーズ1kg…R109.44(762円)

卵12個…R31.56 (219円)

鶏肉1kg…R77.22(538円)

牛肉1kg…R108.12(753.26円)

りんご1kg…R24.52(171円)

玉ねぎ1kg…R18.72(130円)

トマト1kg…R22.39(156円)

水1.5L… R14.13 (98円)

レストランやカフェなどの外食は、リゾート地ということもありそこまで安くはありません。おおよそR120(835円)~R200(1500円)が目安となります。一か月の食費は自炊などで節約することで3万円以内に収めることができるといえます(参考:NUMBEO)。

学校

ケープタウンでは様々な留学プログラムがあり、近年では語学留学に加え、ボランティアやインターンシップを目的として留学をする人も増えています。

語学学校の授業料は一か月あたり5~10万円ほどが相場ですが、授業数やプログラムによって異なります。語学留学・ボランティア留学の場合は滞在費込みのプランも多く、月25万~40万円ほどが目安となります。

また、ケープタウンでは学位の取得を目的とした正規留学をすることもできます。国公立の大学は、留学生と地元の学生で学費が異なり、国内トップのケープタウン大学を例に挙げるとフルタイムのMBAの一年目は約333万になります。

レジャーと観光

①テーブルマウンテン

ケープタウンのランドマークともいえるテーブルマウンテンは、山頂が平たくテーブルのように見えることが名前の由来とされています。山頂へはロープウェイで上ることができ、美しい街並みが楽しめます。頂上には平地が広がっており、高山植物をはじめとした自然に触れることもできます。

②ボカープ

カラフルな建物が立ち並ぶボカープ地区は、強制労働から逃れた東南アジア出身の元労働者”ケープ・マレー”により設立された街です。この地区内にあるボカープ博物館は1768年に完成した建物に併設されており、ケープ・マレーの歴史・文化について学ぶことができます。フォトジェニックな街並みに加え、ケープ・マレー料理を堪能してみては。

③V&Aウォーターフロント

ヴィクトリア&アルフレッドウォーターフロントは、旧港を中心に再開発されたケープタウン屈指のショッピングエリアです。巨大なショッピングモールにはブランド品から特産品までが取り揃えられています。水族館や遊園地で楽しんだ後は、フードマーケットやレストランで食事を。夕方にはきれいな夕焼けを堪能することができます。